青木優美クリニック 胃腸内科

前立腺がんとは

前立腺は膀胱と尿道の間に位置するクルミほどの大きさの臓器で、精液の一部を作る働きをしています。

前立腺がんは年齢を重ねるほど発症しやすく、特に65歳以上の人に罹患者が多いです。

また、80歳以上では約20%の人に前立腺がんが認められるともいわれています。

多くの前立腺がんは発生から症状が出てくるまで30〜40年かかるといわれるほどゆっくり進行していきますが、進行の早い場合もあります。

ほとんどの前立腺がんは尿道から離れた位置に発生するため、初期には自覚症状はありません。
がんが大きくなるにつれて尿道を圧迫し、排尿に関わる症状が出現します。
しかし、この段階で発見された時にはがんがかなり進行していくことが多く、約50%の確率でがん細胞が骨やリンパ節に転移している場合があります。

がんの効果的な治療を行うためにも自覚症状がないうちから定期検診を受けることが大切です。


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要因1【年齢】

前立腺がんのリスクは年齢とともに増加していきます。
前立腺がん患者の多くは60歳を過ぎてから発症しています。

前立腺がんは通常、きわめてゆっくりと進行するため症状が現れるまでに30〜40年かかる場合があることが理由とされています。

要因2【喫煙】

喫煙者は非喫煙者と比べて、進行が早いタイプの前立腺がんの発症リスクが高い傾向にあるという研究結果がでています。

要因3【飲酒】

1週間あたりのアルコール摂取量がエタノール換算で150g(日本酒で7合、ビール中瓶で7本)以上の場合、進行の早い前立腺がんリスクがほとんどお酒を飲まない人と比べて1.5倍程度高くなるという報告があります。

要因4【動物性脂肪の摂取】

食の欧米化によって前立腺がんの罹患者数が増加していると考えられていますが、特に動物性脂肪の過剰摂取が前立腺がんリスクを高める要因ではないかといわれています。

2008年に行われた研究調査では、乳製品をよく摂取する人は前立腺がんになりやすく、牛乳をよく飲む人では約1.5倍リスクが高くなるという結果がでています。
一方、乳製品の摂取が骨粗鬆症や高血圧などの疾患においては予防的な作用があるという報告もあるため、乳製品の摂取を控えた方がいいかについては、総合的な判断が必要になります。

要因5【食物繊維の摂取】

最近の研究で、食物繊維の中でも大豆などに多く含まれる不溶性食物繊維は前立腺がんの進行に関連する炎症作用を改善する効果があり、前立腺がんの発症リスクを下げるということが分かっています。

不溶性食物繊維は穀物やイモ類、豆類などに多く含まれています。


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