青木優美クリニック 胃腸内科

超高濃度ビタミンC 点滴療法

超高濃度ビタミンC 点滴療法とは

元々はアメリカで抗がん治療として高濃度ビタミンC点滴療法がはじまりました。点滴でビタミンCを直接体内に入れることで、口からの摂取では得られない強力な抗酸化力・アンチエイジング効果が生まれます。
直接高濃度のビタミンCを血管に入れるので即効性が高くがん細胞の抑制に役立ちます。

副作用のないがん治療として、単独のがん治療や抗がん剤との併用も可能、つらい症状や化学療法の副作用も改善します。

副作用は非常に少なく身体に優しい療法

ビタミンCを点滴で大量に投与し、血液中のビタミンCが高濃度になると過酸化水素が発生します。この過酸化水素は正常な細胞に影響を与えずに、がん細胞だけに強い傷害を与えます。このようにビタミンC点滴療法は正常な細胞を痛めない性質があるので副作用の心配はほとんどありません。
血管穿刺部位の痛み、頭痛、吐き気などの症状が起きることがありますが、点滴速度を緩徐にすることで多くは解決されます。また、ごく稀ながら腫瘍出血、尿管結石、腎機能障害、溶血の報告があります。

このような症状をお持ちの方に適しています

高濃度ビタミンC点滴療法が適しているのは次の場合です。

  • 手術・放射線・化学療法が無効の場合
  • 手術・放射線・化学療法の効果をより確実にする
  • 放射線・化学療法の副作用を和らげる
  • 手術後の再発予防
  • 手術までの待機期間中の転移予防
  • 代替治療を希望する場合など

手術、抗がん剤、放射線治療が有効ながんの場合は、そちらを優先するか、C点滴との併用を推奨します。

※心不全、腎不全、人工透析中、先天性G6PD欠損症の方はC点滴をすることができません。
治療プログラム通りにすれば、他の化学療法や放射線療法との併用も安全に実施することができます。なお、C点滴は化学療法や放射線療法の効果を弱めることはありません。

治療について

tenteki一般的に健康保険の範囲内のビタミンC点滴は1回2グラムです。本治療では1回60グラムのビタミンCを点滴します。最初は20グラムから始めて徐々に増量していきます。

血液中のビタミンC濃度を測定し、投与するビタミンCの理想的な量を決定します。週に1回の2時間の点滴治療が基本であり、病状によって点滴の回数・頻度は変わります。

点滴治療をしない日はビタミンCとマルチミネラル・ビタミンの服用を推奨します。また、喫煙習慣をなくし、有機野菜や玄米などの健康的な食事や運動を含めたライフスタイルの改善が必要です。

※ガンの治療は手術、抗がん剤、放射線療法など既に治療効果が証明されている標準的な治療法が多くあります。「高濃度ビタミンC点滴療法」は代替医療のひとつであり、このような既に効果が認められている標準的治療法よりも優先するものではありません。また、ガン専門医の全てがこの治療法を支持・賛同しているわけではなく、否定的な意見もあります。

治療例)

週に2~3回の点滴で6ヶ月継続、その後の経過が良ければ週1回を6ヶ月、さらに1~2週に1回を1年間、その後は月に1~2回行います。最初はなるべく回数をつめて行ったほうが効果的です。なお、この治療を受けることにより免疫システムの増強、ガン性疼痛の軽減、食欲の改善や体調の改善が期待されます。

料金表 【税別】

初診料・G6PD検査 10,000円
ビタミンC20g点滴 13,000円
ビタミンC30g点滴 15,000円
ビタミンC50g点滴 20,000円
ビタミンC80g点滴 25,000円

ビタミン Cと一緒に取ると効果的な栄養素
① 鉄

tetsu栄養素の鉄には2種類あります。ヘム鉄と非ヘム鉄と呼ばれるものです。肉や魚に含まれるものを「ヘム鉄」、ひじきやほうれん草、小松菜、プルーンなどに含まれるものを「非ヘム鉄」といいます。ヘム鉄の方が圧倒的に吸収率がよく、同じ量の鉄でも、ヘム鉄と非ヘム鉄で吸収が6倍近い差があります。

鉄の働き

私たちは呼吸して吸った酸素でエネルギーをたくさん作り出し、毎日生活しています。
鉄は、その酸素を運ぶトラック(ヘモグロビン)の一部となって酸素を全身に運んでいます。また、筋肉の中にいて(ミオグロビン)血液からの酸素を受け取ったりもしています。
ほかにも、鉄は酵素の一部(チトクローム)としてエネルギー作りに関係したり、薬の代謝に関係したりしています。

コラーゲンと美肌ミネラル・鉄

皮膚の本体は90%がコラーゲンです。コラーゲンをつくり出すのにタンパク質とビタミンC、そして鉄が必要です。
日々ますます輝いた皮膚をつくるために、十分な鉄とタンパク質、ビタミンCの摂取をおすすめします。

ヘム鉄を多く含む食品(1食当たり使用量と含有量)

ヘム鉄は動物性タンパク質に多く含まれています。レバー、赤身の豚肉・牛肉、あさりなどです。赤身の魚にも多く含まれます。

食品 豚レバー あさり水煮缶 カツオ刺身
1食当たり
使用量
100g 40g 100g

(7切れ)

含有量 13mg 15.1mg 1.9mg

ビタミン Cと一緒に取ると効果的な栄養素
② タンパク質

tanpakuタンパク質は免疫力を高めます。例えば免疫対策として風疹などの予防接種をすると、からだの中に「抗体」とよばれるタンパク質ができます。この抗体が、これから侵入してくるウイルスと闘ってくれるのです。しかし、このとき材料となる十分なタンパク質がからだの中にないと抗体が作れず、せっかく痛い思いをして打った注射が無駄になってしまうおそれが出てしまいます。
免疫で活躍するタンパク質では、ほかにも補体というタンパク質が私たちを守ってくれています。

タンパク質はビタミン・ミネラルの強い味方

タンパク質は、ビタミンAや鉄を運んだり、鉄や銅を貯めたりしてくれます。つまり、タンパク質がないとせっかく摂ったビタミンやミネラルを運んだり貯めたりしてもらえず、無駄になってしまうおそれが出ます。
ビタミンやミネラルにしっかり働いてもらうためにも、タンパク質を毎日しっかり摂りましょう。

タンパク質を多く含む食品(1食当たり使用量と含有量)

タンパク質を多く含む食品は以下の通りです。
生命の基本 タンパク質。人生をより豊かに過ごすために、適切な量のタンパク質を摂りましょう。

食品 肉類 豆・豆製品 乳製品
クロマグロ(赤身、生) 豚ひれ肉(生) 全卵(生) 納豆 豆腐 パルメザンチーズ
1食当たり使用量 6切[少し厚め](100g) 100g 全卵2個(100g) 1パック(40g) 1/2丁[木綿](150g) 大さじ1.5(14g)
含有量 26.4g 22.7g 12.3g 6.6g 9.9g 6.1g

1食当たりの目安量で含有量を計算。加熱調理した場合、それに伴う損失が考えられます。

お勧め 1日1g(小さじ1/4)のシナモンの摂取

shinamon「シナモン」は熱帯に生育するクスノキ科の樹木で、スパイスとしての「シナモン」はその樹皮から作られます。消化の促進、血行改善、殺菌・解熱作用などによる風邪予防・改善などの効果が知られています。

コラーゲンの合成を活発にし、更には強力な抗酸化作用もあるビタミンCと毛細血管を丈夫にするシナモンと組み合わせれば、美肌に必要な働きを得ることができます。

がん予防にも

がんは、悪性細胞がどんどん成長することで起こります。長年の研究結果によりシナモンとがん予防、およびがん症状の改善との関係については、シナモンはがんを予防するための家庭療法となり得るという報告がなされています。

シナモンは良性細胞の死を招く、腫瘍内の血管形成を抑える働きがあり、フリーラジカルの排出を促します。

摂り過ぎに注意。1日1g、小さじ1/4程度を目安に

だからといってシナモンの取り過ぎは肝機能に障害を及ぼす恐れがあります。
摂取は1日10gを超えないようにしましょう。

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